身内に不幸があってから初めてのお正月は、年賀状を出さずに喪中はがきを出すのが基本です。

これを「喪中欠礼」あるいは「年賀欠礼」と言います。

この記事では、喪中ハガキの書き方について解説致します。

この記事で分かること

  • 喪中はがきの書き方(ペンの色、享年、日付など)
  • 自分や相手の連名方法
  • 複数の人が亡くなった場合の書き方
  • 喪中はがき用のはがきや切手について

喪中はがきとは

「喪中はがき」とは、身内に不幸があった年の年末に出すハガキです。

新年の挨拶を控えさせて頂くことをお詫びするためのものです。

2親等以内の身内が亡くなった場合に出すのが一般的です。

その年の何月に亡くなったとしても、喪中はがきを出すのは10月中旬前後〜11月上旬前後くらいが好ましいです。

相手が年賀状を準備する前に届くように送ります。

喪中はがきとは

  • 新年の挨拶を控えることをお詫びする目的で出すハガキ
  • 2親等以内の親族が亡くなった場合に出す
  • 10月中旬前後〜11月上旬くらいに出す
  • 相手が年賀状を準備する前に届くようにする

喪中はがきの出し方については、下記のページで詳しく説明しています。

喪中はがきを出す時期はいつ頃か?期間や出し方について

喪中はがきを出す年は年賀状を送らない

喪中はがきを出す年は、年賀状を出しません。

もし、相手から年賀状が届いてしまったら「寒中見舞い」を出しましょう。

「寒中見舞い」にについては、下記のページで詳しく説明しています。

寒中見舞いとは?喪中ハガキとの違い

目次に戻る

喪中ハガキの基本的な書き方と文面

ここでは喪中はがきの書き方について説明します。

書き方は下記の画像のようになります。

喪中はがき 書き方のサンプル画像
夫婦や親子連名にする場合の書き方

※引用元:挨拶状ドットコム「喪中はがきのマナーとQ&A」より

一般的なレイアウトは下記のようになります。

喪中はがきのレイアウト

  • 右:喪中であることと挨拶を控えることを知らせる文章
  • 中央1:誰(続柄)が何歳でいつ亡くなったか
  • 中央2:お世話になったお礼など
  • 中央3:喪中はがきを出す日付
  • 左下:差出人(自分)の住所

という感じです。

基本的にはこのレイアウトに沿って書けば大丈夫です。

文章は自分で書いても構いませんし、マナー本の文例などを使っても構いません。

ネット印刷サービスに喪中はがきを注文すれば、文例を選ぶだけなので簡単です。

喪中はがきの書き方については、下記のサイトを参考にどうぞ。

喪中はがきには、いくつかのマナーや注意点もありますので、次の項目から説明します。

喪中はがきを書くペンと色は?

喪中はがきを手書きで書く場合は、黒の筆ペンや筆、万年筆などが使われます。ボールペンは好ましくありませんので出来れば使わないようにしましょう。

薄墨の筆ペンで書くのも良いです。

薄墨で書くのは「悲しくて墨が涙で薄くなってしまった」という意味があるようです。

香典の場合は「突然のことでゆっくり墨をすっている時間がなく薄くなってしまった」という意味があるようです。

喪中はがきは用意する時間がありますが、薄墨で書いても良いでしょう。

必ずしも薄墨でなければならないというわけではありませんので、それほどこだわる必要もありません。

宛名面は機会によって仕分ける配達の都合もあるので、薄墨ではなく黒で書くことが推奨されています。

ネット印刷サービスでは薄墨のデザインも用意している

ネットで手軽に注文できる喪中はがきには、最初から薄墨のデザインが用意されています。

文体・フォントは筆文字風や楷書体・明朝体・行書体など

パソコンやネット印刷サービスを使うなら、筆文字風のフォント(書体)や楷書体・明朝体・行書体などを選びましょう。

文体は手書きで書く場合は、自分の字で書くしかありませんが、文字に自信がない方はネット印刷サービスを利用しましょう。

句読点は入れないで書く

喪中はがきでは、「、」「。」などの句読点を使いません。

また、文章の書き出して1つ段落を下げる「段落おとし・字下げ」もしません。

挨拶状の正式な書き方では、句読点を使用しません。

句読点は読みやすくするため付けられた経緯があり、挨拶状や賞状といった儀礼的、あらたまった文章では失礼に当たります。

挨拶状ドットコム 喪中はがきのマナーとQ&A

All about 喪中はがきの書き方とマナー

縦書きで書くのが基本、しかし横書きもOK

基本的には縦書きで書くのが一般的ですが、最近は横書きの喪中はがきも登場しています。

若い世代では自分達らしいオシャレな喪中はがきを好む傾向がありますし、横書きの喪中はがきの場合は、頂いた方も気持ちが少しらくになります。

また、メールアドレスを記載したい方は横書きの方が都合が良いと思います。

管理人も父が亡くなった際には、横書きの喪中はがきを使用しました。

明るくモダンなデザインを選んだのですが、この方がこれからの人生を前向きに進めるように感じましたので選んで良かったと思っています。

もし、年配の方やマナー厳しい方に送る場合は、縦書きを選んだ方が良いでしょう。

目上の人や同性代の友人など、送る相手によってデザインを分けるのも一つのアイデアです。

死因は書かない

一般的に喪中はがきに死因は書きません。

本来、喪中はがきは「新年の挨拶を控えることのお詫び」をお伝えするものなので、死亡通知ではありません。

とくに死因に触れなくても良いでしょう。

文末の日付はハガキを出す月

文末に書く日付は、相手に喪中はがきを出す日付(あるいは相手に届く日付)を書きます。

亡くなった日付ではありません。

書き方は「平成◯年十一月」というように、月までで結構です。

通常は出す月と届く月は同じなので、「文末の日付は喪中はがきを出す月」と覚えておけば分かりやすいでしょう。

ただ月末などの月をまたぐ場合は注意しましょう。

享年とは

享年とは、亡くなった年齢をいいます。

「数え年(かぞえどし)」で亡くなった年齢を表す言葉です。

数え年では、生まれた年が1歳となり、翌年の1月1日を迎えると2歳になります。

喪中はがきでは、享年が使われることが一般的ですが、最近では満年齢を書くこともあるようです。

満年齢を書いた方が混乱がなくて分かりやすいと思いますが、満年齢を使う場合は「享年」と書かないようにしましょう。

↑目次に戻る

亡くなった人が複数の場合の書き方

亡くなった日付の順番に名前を書く

複数の方が亡くなった場合、喪中はがきには、亡くなった順番に連名で名前を書きます。

3月と5月にそれぞれ一人ずつ亡くなった場合は、3月に亡くなった方、5月に亡くなった方の順番で書きます。

亡くなった方の年齢は関係ありません。若い方でも年配者でも、先に亡くなった方を先に書きます。

また「一家の大黒柱だから先に」とか「世帯主だから先に」ということもしません。

人によっては「父よりも嫁が先とは無礼な」などと思う方がまわりにいるかもしれません。

その場合にそなえて、次で紹介する文例のように名前と一緒にそれぞれの亡くなった月を書くのが良いでしょう。

月が書いてあれば、亡くなった順番に書いてあることがわかります。

複数亡くなった場合の文例

複数の方が亡くなった場合の文例です。

本年●月に●(父) ●●(一郎)が●●歳にて
本年●月に●(母) ●●(竹子)が●●歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます
平成二十九年●月
※引用元:挨拶状ドットコム「喪中はがきサンプル文例一覧」より

●(父) ●●(一郎)が●月●日●●歳にて
●(母) ●●(竹子)が●月●日●●歳にて永眠いたしました
平素のご芳情を厚くお礼申し上げますとともに
明年も変わらぬご交誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます
平成二十九年●月
※引用元:挨拶状ドットコム「喪中はがきサンプル文例一覧」より

↑目次に戻る

差出人名や相手の名前の書き方 連名の場合は?

ここでは、自分の名前や、送る相手の名前の書き方について説明します。

自分の名前だけで送る場合は、とくに難しいことはありません。

縦書きなら左下に書きます。

喪中はがき 自分の住所を書く場所
喪中はがき 自分の住所を書く場所

※引用元:らくらく年賀状「喪中はがき」より(公式サイトは終了)

差出人名を夫婦や親子連名にする場合?

差出人名(自分の名前)に加え、配偶者(夫・妻)や子供などの名前を連名で出す場合は、名前を横に追加します。

夫婦や親子連名にする場合の書き方
夫婦や親子連名にする場合の書き方

※引用元:挨拶状ドットコム「喪中はがきのマナーとQ&A」より

連名にした場合の続柄の書き方は?

連名で喪中はがきを出す場合、亡くなった方の続柄は誰から見た続柄を書くのか悩むところです。

夫婦で出す場合は、夫(世帯主)から見た続柄にするのが一般的です。

上記のサンプル画像もそのようになっていますね。

妻の両親が亡くなった場合は、差出人である夫と苗字が異なることが多いので、その婆は故人の名前をフルネームで書きましょう。

妻の親が亡くなった場合は、受け取る方に分かりやすくするために、

「〇〇(妻の名前)の母 〇〇(故人の名前)」

とすることもあります。

送る相手の名前が連名の場合は?

宛先の名前を連名にする場合は、普通のはがきに書くのと同じように書けば大丈夫です。

注意点としては、年上の方や先輩にあたる人の名前を先に書きます。

ご夫婦宛に出す場合は、一般的に夫の名前を先に書き、妻は名前だけを書くのが一般的です。

敬称(様など)もそれぞれに付けます。

↑目次に戻る

喪中はがき用の切手やはがきについて

喪中はがきに使用できるハガキや切手が販売されています。

切手は弔事用の切手があります。普通のはがきに書く場合はこの切手を使いましょう。

弔事用の切手
弔事用の切手

※引用元:郵便局 切手のマナーより

専用ではありませんが、喪中はがきに使用しやすいハガキも販売されています。裏は無地なので自分で文章を書く必要があります。

通常はがき・胡蝶蘭
胡蝶蘭を使ったハガキ

※引用元:郵便局 通常はがきより

↑目次に戻る

ネット印刷会社会社なら悩まずに済みます

インターネットのおかげで、ネット印刷サービス会社に喪中はがきの印刷注文をすることも出来ます。

ネット印刷サービスなら、文例やレイアウト、言葉づかいに悩む必要がありません。

簡単に注文できますので、仕事で時間が無い方にもお薦めです。

お薦めは「挨拶状ドットコム」です。きちんとした会社ですし、デザインも豊富です。

オフセット印刷など、クオリティの高い印刷も用意されています。

「挨拶状ドットコム」への注文は下記のサイトで受け付けています。

↑目次に戻る