インターネットではがき印刷を注文できるサービス「ラクポ(Rakpo)」に喪中はがきを注文してみました。
その口コミ感想とレビューです。
届いた喪中はがきの様子や、実際に注文する手順などを紹介します。
- ラクポ(Rakpo)の喪中はがきはどんな感じの仕上がりか
- ラクポ(Rakpo)に注文する方法
【結論】注文にFlashが必要、Macintoshでの注文にやや難あり
正直申しますと、注文方法に問題がありましたので、改善されない限り再度利用することはないと思います。
まず、FlashPlayerが必須ということ、これはかなり不便です。
また、Macintoshのブラウザ「Safari」で利用すると、プレビュー画像がいちいちダウンロードされます。これも使いづらいですね。
注文枚数も10枚単位なので、余計な枚数を注文することになります。
印刷クオリティに関しては問題ないと思いますが、横書きのデザインは隙間だらけになるので、もう少しデザインが改善されると良いですね。
配送パッケージは封筒ですが、梱包材で包まれた上に箱に入って届くので安心感があります。
ラクポ(Rakpo)で注文してみた感想をまとめると下記の通りになります。
- 配送パッケージは安心感がある
- 注文手順が洗練されていない
- デザイン調整にはFlashPlayerが必要
- Macintoshのブラウザ「Safari」で使いにくい
- 注文枚数は10枚単位
- 価格は比較的安め
注文手順に戸惑うことが多いので、初めてネット印刷を注文する人には向いていないかなと感じました。
ラクポ(Rakpo)へ喪中はがきを注文するなら、下記の公式サイトからどうぞ。
ラクポ(Rakpo)に注文した喪中はがきはこんな感じに届く
ラクポ(Rakpo)から届いた喪中はがきの様子です。
まずは、配送パッケージと配送の中身を紹介します。
配送パッケージは紙封筒だが箱に入っているので安心
配送パッケージは封筒です。普通の紙の封筒でした。
手で持った大きさは下の画像のような感じです。結構大きめです。
「何で大きいのかな?」と思ったら、中に箱が入っていました。さらに梱包材で保護されていたのでこれは丁寧で良いですね。
注文した喪中はがきは箱に入っていますので破損や折れの心配が減ります。安心感があって嬉しい。
箱を開けたら、さらに箱に入っていました。かなり頑丈に梱包されています。
届くまでの日数(納品日)
注文してから届くまでの日数は下記の通りです。
- 注文日:12月20日
- 発送日:12月25日
- 受取日:12月26日
注文時にこちらの書き間違いがあり、ラクポから問い合わせが来たため確認手続きで発送日が少々遅くなりました。
通常ならもっと早く届くと思います。
同梱物一式
配送パッケージの中に入っていた同梱物一式です。
左から「注文した喪中はがき」「ハガキの取扱いに関する注意書き」「寒中見舞いはがきのサンプル」の3点です。
ハガキの取扱いに関する注意書きです。保管の際は温度や湿度に注意するよう書かれてあります。
寒中見舞いのサンプルです。喪中であることを知らない人から年賀状が届いてしまったら、寒中見舞いはがきを出します。
注文した喪中はがきの仕上がり具合
それでは、喪中はがきの仕上がりや印刷クオリティを見てみましょう。
こちらが注文した喪中はがきの裏と表です。切手部分が胡蝶蘭のデザインのハガキに印刷されます。今回は宛名印刷を注文しませんでした。
裏面の印刷具合です。横書きのデザインを選んだのですが、かなり隙間が空いてしまいますね。。。縦書きの方が良いかもしれません。
最初にデザインを選ぶ際に、全体のレイアウトも気にしながら選ぶ事をお薦めします。
次の項目では、実際にラクポ(Rakpo)へ注文する手順を解説します。
ラクポ(Rakpo)で喪中はがきを注文する手順と方法
では、ラクポ(Rakpo)で喪中はがきを注文する方法を解説します。
デザインを選ぶ
ラクポ(Rakpo)の公式サイトにアクセスし、喪中はがきのデザイン一覧から好みのデザインを選びます。
公式サイト
ラクポ(Rakpo)
公式サイトのトップページ上にあるメニューでカテゴリー別に選択できるので、好みのカテゴリーを選びます。
下は「モノクロデザイン」のカテゴリーを選んだ例です。
上記画面で気にいったデザインが見つかったら「このデザインを見る」ボタンをクリックして、デザインの詳細ページに進みます。
デザインの詳細ページに進むと、下記のような画面になるので「このデザインで作る」ボタンをクリックして、喪中はがきの編集画面に進みます。
差出人情報を入力する
「このデザインで作る」ボタンをクリックすると、差出人情報と挨拶文の入力画面が表示されます。
まず差出人情報を入力します。差出人情報とは、喪中はがきの差出人部分に印刷される住所や氏名のことです。
ここには自分の住所氏名を入力します。郵便番号を入力しても自動で住所が入力されないのが不便ですね。他社では自動入力に対応している場合があります。
配偶者と連名にしたい場合は「お名前2」の部分に配偶者の名前を入力します。
左端にある「入力した内容を反映する」ボタンをクリックすると、その上にある小さなはがきの画面に入力情報が反映されます。
ボタンの上にある「大きい画像で見る」をクリックすると大きなプレビュー画面が表示されますので、間違いが無いか確認しましょう。
Macintoshのブラウザ「Safari」で作業している場合は、大きなプレビュー画面が表示されず、プレビュー画像がJPEGでダウンロードされます。
いちいちダウンロードされるので少しイラッとします(笑)。
Macの場合「Chrome」なら大丈夫です。ブラウザ上にプレビュー画面が表示されます。
大きなプレビュー画面を閉じる場合は、グレーの部分(プレビュー部分以外)をクリックします。
決してキーボードショートカットでウィンドウ全体を閉じないようにしましょう。ウィンドウを丸ごと閉じてしまうと編集データが消えてしまいます。
挨拶文を入力する
差出人情報の入力が済んだら、その下にある挨拶文のボックスに挨拶文を入力をします。
「挨拶文の例文の一覧を見る」をクリックすれば、あらかじめ用意された挨拶文が使用できます。
例文が表示されたら、使いたい例文をコピーして上記画面のボックスにペーストします。
挨拶文の例文をクリックしても自動で入力されません。ちょっと不便ですね。
例文をペーストしたら、亡くなった日や故人の氏名、年齢など空欄になっている部分を埋めて文章を完成させます。
空欄を埋めたら「入力した内容を反映する」をクリックして、プレビューします。
今回選んだはがきのデザインは横書きですが、縦書きデザインなら上記画像のように数字は漢数字にするのが良いでしょう。
すべての入力が完成したら、画面下にある「レイアウトを調整する」をクリックして次に進みます。
レイアウトを調整する
次の画面でレイアウト設定をします。
レイアウトの編集にはFlash Playerが必須です。
Flash Playerがインストールされていないと下記のような画面が表示されますので、インストールしましょう。
Flash Playerのダウンロードはアドビシステムズの公式サイトからどうぞ。
- アドビシステムズ
Adobe Flash Player ダウンロード
「FlashPlayer」をインストールすると、下記のような画面が表示されます。
この画面で書体や文字サイズの設定を行いましょう。
書体や文字サイズの変更
レイアウト調整画面では、文字の大きさや書体の変更、移動などが可能になります。
挨拶文を縦書きに変更することもできます。ただ縦書きにするなら最初から縦書きデザインを選んだ方が収まりが良いと思います。
プレビュー画面でデザインの確認
設定を変更したら、画面下にある「内容を更新する」ボタンをクリックして、プレビュー画面に反映させます。
設定を変更する度に「内容を更新する」をクリックしないと画面に反映されません。
レイアウト調整が完成したら「内容を確定する」ボタンをクリックして次に進みます。
次に進むとデザインの最終確認画面が表示されます。問題なければ「この内容で用紙を選んで注文する」をクリックして次の設定に進みます。
枚数の入力と金額の確認
次の画面で、印刷するはがきの用紙と注文する枚数を選択します。
会員登録すると宛名印刷も可能になります。
印刷できるはがきの選択肢は下記の3種類です。(価格は2019年時点。現在は1枚63円です)
- 官製はがき 63円/枚
- 私製はがき 0円/枚
- 私製はがき(大礼紙) 20円/枚
「官製はがき」を選べば、切手部分が胡蝶蘭のデザインのはがきに印刷されます。
注文枚数は10枚単位でしか選べません。かなり残念です。。。
枚数を選択すると画面右側に合計金額が表示されます。問題なければ「カートに追加する」をクリックしてショッピングカートに入れます。
注文確認画面で注文内容の確認
カートに入れると注文内容の確認画面になります。確認して「注文者情報を入力する」をクリックし次の画面に進みます。
お届け先(購入者情報)を入力
次の画面でお届け先(購入者情報)の入力をします。
「お届け先」とは印刷した喪中はがきをまとめて納品する住所です。つまり、ご自分の住所です。
喪中はがきを送る相手の住所ではありません。
ここでも住所は郵便番号を入力しても自動入力されません。
デザインの編集で入力した「差出人情報」を再利用できないのも残念です。再度入力する必要があるのは不便です。
入力が済んだら、ページ一番下の「支払い方法、配送方法を選ぶ」をクリックします。
配送方法と支払い方法を選ぶ
次の画面で支払い方法と配送方法を選択します。
配送方法の選択肢は下記の通りです。
- 宅急便
- 店舗受取
「店頭受取り」がありますが、近くに店がない人がほとんどなので実質は宅配便の1択です。
支払い方法の選択肢は下記の通りです。こちらは豊富にあります。
- クレジットカード決済
- 銀行ネット決済(ネットバンキング)※手数料必要
- 携帯キャリア決済(ネットバンキング)※手数料必要
- 銀行振込(三井住友銀行)前払い
- 銀行振込(楽天銀行)前払い
- 銀行振込(ゆうちょ銀行)前払い
- 代金引換 ※手数料必要
選択したら「ご注文内容を確認する」をクリックします。
最終確認画面で全ての内容を確認する
次の画面が注文の最終確認画面になります。しっかり確認しましょう。
間違いなければ「ご注文を確定する」ボタンをクリックして注文を確定します。
注文の完了
注文を確定すると「注文完了画面」が表示されます。
画面下にある「ご注文状況を確認する」をクリックすると、注文内容を確認できます。
「ご注文状況を確認する」をクリックすると下記の画面が表示されます。オーダ番号や注文の進捗状況などを確認できます。
注文完了のメールも届く
注文が完了するとラクポ(Rakpo)からメールが届きます。
メールのタイトルは「[オーダー番号]ラクポご注文内容」です(変更になる場合もあります)。
メールには、下記のような諸注意も書かれています。
銀行振込の場合は「ご入金時にお名前の後に注文番号」をご記入いただきますようお願いいたします。
また、スマホのメールアドレスを登録した場合は、携帯キャリアの迷惑メール対策でラクポからのメールが受診できない場合もあります。
必ず受信できるようにしておきましょう。
注文手順で良かった点と悪かった点
注文手順で良かったことと悪かったことがいくつかあったのでお伝えします。
全体的には良かった点よりも、悪かった点が目に付きました。それが残念です。
注文手順で良かった点
注文手順で良かった点は下記の点です。
- 配送パッケージは頑丈で良かった
- 価格は比較的安め
- 送料が無料
注文の手順内のことではありませんが、配送パッケージが頑丈になっていたのは良かったです。
あと、価格もまあまあ低価格な業者なので、コストを抑えたい方には向いています。
下記記事に最安値の業者をランキング形式で掲載していますので、よろしければご覧ください。
注文手順で悪かった点
注文手順で悪かった点は結構多く感じました。
悪かった点は下記の通りです。
- Flashプレイヤーが必要
- Macの「Safari」だと使いにくい
- 郵便番号による住所の自動入力ができない
- 挨拶文をコピペして入力するのは面倒くさい
- 10枚単位でしか注文できない
他社に比べて、注文手順が洗練されていない印象でした。
まず、Flashプレイヤーが必要というのは時代から遅れている感じがします。Macintoshでプレビューが面倒くさい点もNGです。
住所は郵便番号で自動入力できないし、挨拶文も自分でコピーペーストする必要があるのも不便です。
10枚単位でしか注文できないのも大きなデメリットです。15枚作りたい場合は20枚注文しないとなりません。
もうちょっと柔軟性があると良いですね。
まとめ
以上、ラクポ(Rakpo)で喪中はがきを注文した感想と評価、および注文方法の手順を紹介しました。
注文手順は全体的に使いにくさを感じますので、初めてネット印刷を注文する人には向かないでしょう。
梱包が丁寧なのは安心できます。
では、ラクポ(Rakpo)についてもまとめです。
- 配送パッケージは安心感がある
- 注文手順が洗練されていない
- デザイン調整にはFlashPlayerが必要
- Macintoshのブラウザ「Safari」で使いにくい
- 注文枚数は10枚単位
- 価格は比較的安め